栗戦書全国人民代表大会常務委員会委員長は14日、北京で、ベネズエラのマドゥロ大統領と会談しました。

席上、栗委員長は「中国とベネズエラは極めて高い政治的信頼を築き、国際問題への対応について支持しあい、実務協力においても豊かな成果を収めてきた。中国側は、ベネズエラの人々が国家の主権や民族の尊厳、発展の権利を守り抜き、自らの国情に相応しい発展の道を歩んでいくことを支持すると共に、両国の首脳が形成した重要な共通認識を積極的に実行に移し、両国の全面的戦略パートナー関係を新たなステップに進めることを後押しし、新型の国際関係の確立や人類の運命共同体の構築を共に推進していきたい」と述べました。

これに対して、マドゥロ大統領は「ベネズエラと中国は、親密な友人だ。両国は真摯に友好に努め、信頼し合い、対等に相対し、補完し合っている。今回の中国訪問を通して、習近平国家主席と共に両国関係の未来を描き、実務協力を深化させ、両国関係を更にレベルアップさせたい」と述べました。（藍、む）