ロシアを訪問中の習近平国家主席は現地時間12日、プーチン大統領とともに、ウラジオストクにある児童の受け入れ施設「オケアーン」を訪れました。

10年前、四川大地震のあとに「オケアーン」で生活していた中国の若者40人あまりが、現地時間9日からここを再訪しており、習主席とプーチン大統領が12日に彼らと面会しました。

中山大学4年生の李悦さんは、「再び訪問できて大変うれしい。まさか習主席やプーチン大統領と話ができるとは思わなかった」と興奮気味に話し、「帰国したらしっかり勉強して、中露友好のために貢献していきたい」と話しました。

習主席とプーチン大統領の訪問について、「オケアーン」のナタリア副所長は「両首脳は子どもたちの手本である。ここにいる両国の子どもたちが首脳の交流を目の当たりにして、ロシアの子供たちは中国への親しみが強くなった。今後も子供たちは仲良く付き合っていけるだろう」と述べました。（ミン・イヒョウ森）