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「中国は長期的に不公平貿易を実施」に反論=外交部

2018年 7月 16日19:36 提供:中国国際放送局

外交部の華春瑩報道官は16日、北京での定例記者会見で、中国が以前から不公平な貿易をしているとの米国の指摘に対し、「完全に事実を歪曲しており、根も葉もない」と反論しました。

その理由について華報道官は「まず周知のように、米国は世界の貿易ルールの主な制定者であり、ドルは国際貿易の主要決済通貨である。一方の中国はのちに加わった者で、世界貿易機関(WTO)のルールを守る側だ。ルールの制定者が他人に有利で自分に不利なルールとすることなどありえない。次に、中米間の貿易規模はこの40年間で230倍以上になり、去年の両国の貿易総額はおよそ6000億ドルに達した。これは経済の規律の必然的なもので、両国の貿易協力による互恵共栄の結果でもある。3つ目は、今日の中国は世界120あまりの国や地区の最大の貿易パートナーとなり、また、世界で成長が最も速い輸出市場で、外資の導入が最も多い途上国となっている。これほど多くの国が赤字状態のまま中国と貿易を続けることがあり得るか」と説明しました。さらに「『貿易不均衡=貿易不公平』ではない。公平とは、みんなが平等に話し合って国際ルールを制定することで、自国の利益を基準にルールを制定したり、さらには他国の公平や利益を犠牲にして自国の利益を最大化したりしてはならない」と強調しました。(非、森)