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李総理、独首相と共に中独自動運転モーターショーへ

2018年 7月 11日11:39 提供:中国国際放送局

現地時間7月10日午前、ドイツを訪問中の李克強総理がドイツのメルケル首相と共に、中独自動運転モーターショーに出席しました。

両首相はまず、中独企業6社と研究機関および大学の共同研究により開発された自動運転車3台が並ぶブースを見学しました。李総理はその際、協力の様子と企業の持ち株比率のほか、自動車のセンシングシステム、航続距離、交通ビッグデータの収集と分析といった技術面について詳細に確認を行いました。その後、両首相は中独が共同開発した自動運転車に試乗し、無人運転による走行の安定性を体験しました。

両首相は見学の後で、それぞれ談話を発表しました。李総理は「このモーターショーは、今回のドイツ訪問のトリを飾るプログラムだ。中国は今、新たなラウンドの対外開放を推し進めている最中で、自動車分野の市場アクセスを、今後さらに開けたものにしていく。ドイツ企業には、先んじて取り組むという精神を生かして、引き続き対中投資を拡大し、ハイテク分野における協力を開拓してほしい。中国とドイツの自動車協力を従来の製造分野からスマート開発分野へと進め、将来の市場競争で先手を打ち、共通利益のパイを絶えず拡大していってほしい」と話しました。

李総理はまた「昨日、中独双方は自動運転車に関する協力協定を結んだ。双方は技術開発と市場運用の結合、優位性の相互補完により、協力を競争よりも大きいものにし、互恵ウィンウィンを実現することができるだろう」と話しました。(Yan、謙)