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李総理、独首相、大統領とそれぞれ会談=ベルリン

2018年 7月 9日22:42 提供:中国国際放送局

現地時間の9日午後、李克強総理はベルリンでドイツのメルケル首相と両国政府間5回目の交渉を主宰しました。交渉終了後、両首相は共同記者会見を開催し、交渉の成果を紹介、質疑応答を行いました。

李総理はその席上、「今回の交渉で、双方は広い分野において豊かな成果を収めることができた。中国は今後、市場環境を改善を続け、知的財産権に対する保護を強めていく。ドイツが中国の新たな改革開放の中で機会を掴むことを歓迎する。双方は地に足の着いた協力事業を通じて、両国が多国間主義と自由貿易に取り組み、各自の発展と世界経済の回復を後押ししていることを示していきたい」と述べました。

なお、李総理はメルケル首相との会談で、間もなく開催される予定の第20回中国・欧州連合(EU)指導者会合に対する期待の意を表したほか、メルケル首相も会談の場で、「目下の国際情勢下において、ドイツと中国が経済貿易と技術分野の協力を推進することは、より一層重要な意義を持つものになる。ドイツは中国企業の投資を歓迎しており、来年開催される両国の人材文化交流年のイベントを生かし、双方の交流がさらに拡大されることを望んでいる。ドイツは欧州・中国投資協定の早期進展を後押ししていきたい」との考えを明らかにしました。

また、李総理は大統領府でシュタインマイヤー大統領と会談し、習近平主席からの挨拶を伝えました。

これを受けて、シュタインマイヤー大統領は、両国政府間交渉で多くの成果が得られたことについて祝賀の意を表すとともに、「両国は貿易大国であり、自由貿易が脅やかされる事態を望んでいない。各国側はコンセンサス醸成に努め、先見性のある政策を実施し、これまで成果を収めてきた自由貿易の維持、共同発展と繁栄の促進に力を入れていくべきだ」との考えを示しました。(殷、む)