ようこそ、中国上海!
2018新春

Home >> 新着 >> 政治

習主席、クウェート元首と会談

2018年 7月 9日22:39 提供:中国国際放送局

習近平国家主席は9日、人民大会堂で、クウェートの国家元首であるサバーハ首長と会談しました。両首脳は、戦略的パートナーシップを築き上げることにより新たな時代の両国関係に新たな原動力を注ぎ、将来を切り開くことで意見が一致しました。

習主席はサバーハ首長に対し、7回目となる訪中を歓迎し、両国関係の発展へ貢献したことを称賛しました。「国交を樹立して47年、双方は誠実で友好的、平等な付き合いを続け、実務協力を深め、両国国民に実質的な恩恵をもたらしてきた。世界は現在、変革や調整の重要な時期である。中国が人類運命共同体の構築を訴えるのは、協力により共同利益を深め、融合により世界の平和を促し、世界各国と共に互恵共栄・共同発展を実現するためだ」と述べました。

また習主席は、「中国は、クウェートを湾岸地域における『一帯一路』建設や地域の安定を維持する重要なパートナーと見なしている。双方は政治的相互信頼を強化し、互いの核心的利益を確固として支持すべきだ。具体的には、エネルギー、インフラ、金融、貿易、投資などの分野で協力を拡大し、文化交流を密にし、安全強化やテロ対策で協力を深めていく。中国はクウェートと意思疎通を深め、湾岸協力理事会との安定した関係発展を促し、地域の平和と安定を共に推し進めていきたい」と強調しました。

サバーハ首長はこれに対し、「中国は世界が認める、平和を愛する国だ。クウェートは中国との伝統的な友情や緊密な協力関係を重視し、国際問題における中国の公平で正義な姿勢を高く評価する。そして、中国を信頼できる友人、パートナーと見なし、『1つの中国』を確固として支持する。今回は過去最大級の代表団を引き連れた。互いに信頼した上で、実務的な精神を持ち、政治、経済、文化や安全などで中国との協力関係を拡大し、手を携えて『一帯一路』の建設に努め、湾岸地域や世界の平和と安定を共に促進していきたい」と示しました。

会談後、両首脳は複数件に及ぶ2国間協力文書の調印に立ち会い、両国の戦略的パートナーシップ構築に関する共同声明を発表しました。(怡康、森)