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李総理、開放的な協力深化を強調=16+1首脳会議

2018年 7月 8日12:31 提供:中国国際放送局

李克強総理は現地時間7日午前、ブルガリアの首都ソフィアで、第7回中国・中東欧諸国首脳会議(16+1)に出席しました。会議には中東欧16カ国の首脳が出席したほか、欧州連合(EU)、オーストリア、スイス、ギリシャ、ベラルーシ、欧州復興開発銀行(EBRD)がオブザーバーとして参加しました。

李総理は「中国と中東欧諸国との協力は終始、開放的、実効的、包括的な原則を持っている。協力体制が日増しに完備され、各分野で豊かな成果を収め、多国間協力の新しいモデルを切り開いた」と述べました。その上で、協力成果について、「相互信頼の基盤を強固にすると共に互恵を実現した。また、中国とヨーロッパ関係の発展を促進した」と指摘しました。

さらに李総理は「現在、国際情勢は不安定で不確定要素が多いが、平和と発展が依然として時代のテーマである。未来に向けて、中国は引き続き平和発展の道を堅持し、互恵共栄の開放戦略を揺るぎなく実行し、各国と共に新しい形の国際関係の構築や人類の運命共同体の構築を推進していきたい」と述べました。

また、李総理は「16+1」の未来の協力について、「経済のグローバル化や自由貿易、規則を基にした多国間貿易体制を共同で擁護し、単独主義や保護主義に反対して、貿易と投資の自由化と利便化を大いに推進していく。パーク建設とイノベーション協力の潜在力を掘り起こし、より多くの中東欧の国がパーク建設に参与することを歓迎する。また、金融分野での協力を強化し、双方の協力のためにより多くの投融資ルートを創出して、融資の難題を解決していく。そして、地方協力のレベルをアップさせ、今年の『16+1地方協力年』を順調に行うと共に、地域発展戦略を連結し、地方企業の市場拡大や産業連携、投資協力を推進していく。さらに、人的交流を深めて、来年の『16+1教育・青年交流年』を確実に実施し、スポーツと教育などの分野での協力を促進していく」と提案しました。

会議後、李総理は、今回の主催国ブルガリアのボリソフ首相や次期会議の主催国であるクロアチアのプレンコビッチ首相と共に記者会見に出席しました。会議では「中国・中東欧諸国協力ソフィア要綱」が発表されたほか、「一帯一路」や交通、エネルギー、インフラ整備などの分野に関する20件余りの協力協定が調印されました。(玉華、星)