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李総理、中国・中東欧国家経済貿易フォーラム開幕式に出席

2018年 7月 8日11:07 提供:中国国際放送局

現地時間の7日午前、李克強総理はブルガリアの首都ソフィアで、中東欧16カ国の指導者と共に第8回中国・中東欧国家経済貿易フォーラムの開幕式に出席し演説を行いました。

李総理は「中国・中東欧国家の協力は時代に応じて生まれたもので、各側の利益に合致し、活力を見せている。近年、双方の貿易規模は絶えず拡大し、双方向の投資は成長し、インフラ施設の連結が進められている。双方の互恵ウィンウィンが実現され、国民福祉は豊かになった」と述べました。

また、李総理は「『16+1協力』は中欧協力の一環として、欧州連合(EU)のバランスのとれた発展と欧州一体化プロセスにプラスとなる。『16+1協力』は国際ルールとEUの法律に従って市場化運営を堅持するため、公開性、透明性がある開放的な協力のプラットフォームである。この協力体制は双方の関係や、中欧の全面的で戦略的なパートナー関係に新しい原動力を注いだ」と指摘しました。

李総理によりますと、複雑な国際情勢に直面する中、中国は中東欧諸国と共に短所を補い、『16+1協力』を後押ししていく方針だということです。貿易自由化の共同推進、インフラ施設の連結強化、生産能力と投資協力の増進、地方と人的・文化協力の深化が強調されています。

さらに李総理は「中国経済は安定的で良好な発展ぶりを見せている。長期にわたって発展する経済状況のファンダメンタルズ(基礎的条件)は変わらず、さらに市場化改革の方向、開放拡大の決意も変わることはない。中国開放の度合いはますます大きくなっている。このほど、一連の開放拡大の措置を発表した。今後は国際競争力を持つビジネス環境を作り上げていくことになる。これらの措置は中東欧諸国を含む世界各国に巨大な機会をもたらすに違いない」と紹介しました。

一方、ブルガリアのボリゾフ首相は「『16+1協力』の目的は分裂ではなく、欧州を強化することである。EU加盟国のうち、経済状況が遅れている国は発展することができ、バランスのとれたEUの発展が実現できる。このプラットフォームは中東欧国家の相互連結、インフラ施設の建設に力強いサポートをもたらしている。ブルガリアを含むバルカン半島の国々は中東欧国家であり、EU加盟国でもある。双方の協力は中東欧国家の発展と欧州の発展に役立っている。中東欧国家は中国と共に『16+1協力』を後押ししていきたい」と期待を寄せました。

なお、フォーラムの開幕式には中国と中東欧諸国政府、商工業の代表1000人余りが出席しました。(殷、星)