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中国南南協力援助基金の対パキスタン支援プロジェクトが完成

2018年 4月 24日14:05 提供:中国国際放送局

中国南南協力援助基金によるパキスタン支援プロジェクトの完成を祝う式典が、同国の首都・イスラマバードで行われました。これにより、同プロジェクトは円満な終了を迎えたことになります。

式典に出席した駐パキスタン中国大使館の趙立堅参事官は、「このプロジェクトは、戦争と自然災害の影響を受けた部落と、バルチスタン州の住民の生活改善を目指すもので、4カ月のプロジェクト期間中に約8100世帯に対し、故郷に戻ったあとの生活改善サポートを行ったほか、バルチスタン州の学校423校に教育施設と文房具を提供した。現地住民の約24万人がその恩恵を受けたことになる。中国政府は今後、より多くのパキスタンに対する国民生活支援プロジェクトを実施し、両国の友好を絶えず固めていく」との考えを示しました。

中国南南協力援助基金の枠組み内における対パキスタン支援プロジェクトは、国連世界食糧計画(WFP)と国連開発計画(UNDP)が実施したものです。同基金は2017年11月、WFPに対し100万ドルを提供し、この資金がパレスチナの人道支援に充てられました。また、2018年2月にはUNDPに400万ドルを提供し、資金は戦争や災害の被害にあった部落とバルチスタン州の人々の生活改善に充てられたということです。(殷、謙)