国務委員でもある王毅外交部長は23日北京で、訪問中のパキスタンのアーシフ外相と会談しました。双方は、中国とパキスタンの戦略的パートナー関係が両国の貴重な財産との見地から、今後、引き続き、相手国との関係発展を対外政策の優先方針に据え、国際問題と地域問題での協調と協力を密接にして、新しい形の国際関係の構築を推進し、より密接な中パ運命共同体を築いていくことで一致しました。

会談後の合同記者会見で王部長は、「双方は、経済貿易や安全保障などの分野での協力について踏み込んだ意見を交わした。世界貿易機関（WTO）を中心とするグローバル貿易システムを共に擁護し、上海協力機構の枠組み内での協調と協力を強化する方向を明確にした。中国は、パキスタンがテロリズム取り締まりで払ってきた努力を評価するとともに、積極的な支援と援助を提供したい」と述べました。（玉華、星）