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習主席、トルコ大統領と電話会談

2018年 4月 19日22:31 提供:中国国際放送局

習近平国家主席は19日、招きに応じてトルコのエルドアン大統領と電話会談を行いました。

習主席はこの中で「近年、中国とトルコの戦略的協力関係が安定的に発展し、各分野の協力は実り豊かな成果を上げた。双方は潜在力を引き出し、両国関係がより高いレベル、より広い分野での持続的な発展を推し進めるべきだ。また、ハイレベルの往来を保ち、戦略的相互信頼を強め、それぞれの核心的な関心事に配慮し合い、協力のための確固たる政治的基盤を整えるべきだ。そして、戦略的リンクを強化し、両国の実務協力レベルと、『一帯一路』および『中間回廊』構想の連携を引き上げ、人的交流の充実化、国民の友好の意欲拡大をしていく必要がある」と強調しました。

さらに、「トルコは重要な国際問題と地域問題において、特殊な影響力と役割を持っている。両国は国連やG20など、多国籍の枠組み内で、重要問題についての交流と協議を保ち、新型の国際関係と人類の運命共同体構築のために寄与するべきだ」と述べました。

これに対し、エルドアン大統領は「中国との各レベルの往来を密接にし、『一帯一路』建設を支持するとともに積極的にこれに参加し、経済貿易、エネルギー、インフラ整備、観光など、各分野の協力を促していく。『東トルキスタン』などのテロリズムにはあくまでも反対し、こうした勢力が両国や各国の安定を破壊することを、決して許さない」と表明しました。

両首脳はまた、当面のシリア情勢について意見交換を行いました。習主席はその際、中国の原則的立場を説明した上で、「各側は国際法の枠組み内で活動し、国連憲章の主旨と原則を遵守して、各国の主権、独立、領土の保全を尊重するべきだ」と表明しました。

一方、エルドアン大統領は「シリア問題の政治的解決における中国の重要な影響力を非常に重視している。関連問題について中国と交流と協議を強めていく」と述べました。(Mou、謙)