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政府職員は就業問題を心に留めよ=李総理

2018年 3月 20日15:51 提供:中国国際放送局

李克強総理は20日、北京で「就業の問題はそれぞれの家庭にとって最も重要な問題だ。各クラスの政府とその職員は相手の身になって考え、就業問題を心に留め、その責任を担うべきだ」と述べました。

李総理は「今年の政府活動報告では、史上初めて都市部調査失業率を達成目標にとりあげた。目的は都市部と農村部の就業状況を十分に把握することであり、自らにプレッシャーを課すものでもある」と説明しました。

また、李総理は、「今年の都市部における新規雇用者数は1500万から1600万人前後となっており、定めた目標は少なくとも1100万人、できれば1300万人以上の就業を確保することだ。今年、300万から400万人の農村部の労働力が都市部に出稼ぎに出ると予測されるが、彼らに安定した就業機会を与えることに取り組んでいかなければならない」と強調しました。

李総理は「今年、大学卒業生も820万人に上り、史上最高となる。また、500万人近くの中等専門学校の卒業生、100万人近くの退役軍人と過剰生産能力調整による転属職員がいることから、就業の機会や雇用創造に向けた新たな動きを作り出すことが急務だ」と述べました。(殷、む)