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<全人代>第1回会議閉幕、習主席が談話を発表

2018年 3月 20日13:36 提供:中国国際放送局

第13期全国人民代表大会第1回会議の閉幕会議が20日午前、北京で開かれ、習近平氏が国家主席再選後の初めての談話を発表し、「これまで通り、憲法に賦与された職責に忠実に、人民のために勤め、人民の監督を受けていく」とした上で、「中国の特色ある社会主義の新時代はす一人ひとりの中国人のものだ。一致団結し、共に奮闘していけば、いかなる勢力も中国人民の夢の実現に向けた歩みを妨げることはできないだろう」と強い自信を示しました。

習主席は談話の中で、「人民」という言葉を頻繁に用い、「どれだけ高いポストにあろうとも、自らの国が中華人民共和国であることをしっかり銘記し、一貫して人民を心の中で最も重要な位置に据え、全身全霊を以て人民のために尽くし、人民に利益と幸せをもたらすために努めていくべきだ」と国家公務員に対し戒めの言葉を発しました。

昨年11月に開かれた中国共産党第19回全国代表大会では、「小康社会」の全面的構築の戦いに勝利し、社会主義近代化国家の全面的構築という新たな戦いへの道を切り開き、中華民族の偉大な復興を実現するという壮大なビジョンが描かれました。これについて、習主席は「このビジョンを現実にしていくことは、新たな長征というべきものであり、少しの懈怠も許されない」と述べ、改革の全面的深化や対外開放の拡大、国家統治システムと統治能力の近代化、社会主義文化強国の構築、国民生活の改善と保障、貧困撲滅による社会の公平と正義の促進、エコ文明の確立などを改めて強調しました。

また、更に、人民軍隊に対する党の絶対的な指導力の堅持や、「一国二制度」や「香港人による香港統治」、「マカオ人によるマカオ統治」、高度な自治などの方針を全面的かつ的確に徹底させ、「一つの中国」の原則を堅持し、国家の平和統一プロセスを推進していかなければならないと強調しました。

習主席はさらに、「中国は決して他国の利益を犠牲にすることで自国を発展させることをせず、中国の発展はいかなる国にとって脅威とならない。中国は永遠に覇権を唱えず、拡張をしない。中国は今後も引き続き『一帯一路』の構築を積極的に推進し、世界各国との交流と協力を強め、中国の改革と発展が全人類に福祉をもたらすよう努めていく。中国は引き続き積極的にグローバルガバナンスシステムの改革と構築に関与し、より多くの中国の知恵、中国のアイデア、中国の力を提供し、長きにわたり平和で、遍く安全で、共に繁栄し、開放・包摂的で、クリーンかつ美しい世界の構築に尽力しいく。人類の運命共同体の光で世界を照らして行く」と訴えました。(ZHL、む)