春節（旧正月）に先立ち、習近平中国共産党中央委員会総書記、国家主席兼中央軍事委員会主席は、10日から13日にかけて四川省を視察し、各民族の政府職員や市民を労うとともに、各民族の人々の新年の幸せを祈念しました。

習主席は涼山彝（イ）族自治州、アバ・チベット族チャン族自治州、成都市などを訪れ、農村部や企業、住宅地を回り、貧困撲滅や経済・社会発展事業、2008年の四川大地震の被災地の復旧事業の進捗状況を視察しました。その上で、習主席は、中国共産党第19回全国代表大会の精神と新時代の中国の特色ある社会主義思想を実行に移し、成長のスピードから質への転換をはかる段階においては近代化された経済システムを構築し、経済や社会の発展を推進する中では「何事も人民の思いを中心に据える」という思想を重んじることなどを強調しました。（鵬、む）