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政治

中国外務省 台湾に関する問題への適切な対応を米国に求める

2017年12月14日 20:08
 提供:中国国際放送局

中国外務省の陸慷報道官は14日の記者会見で、「『ひとつの中国』原則は中米関係の政治的基礎である。米国と台湾のいかなる形の公式往来と軍事連係に断固反対する。米国の台湾への武器売却に反対する」と述べ、「中米両国の協力大局や台湾海峡の平和と安定を損なわないために、一つの中国という原則と中米間の三つの共同コミュニケを順守して、台湾関連問題を適切に取り扱うよう」米国に求めました。

報道によりますと、トランプ大統領が12日署名した「2018会計年度国防授権法案」には、「米国と台湾の軍艦の相互訪問の可能性を考える」など、約束力のない台湾関係の条項が盛り込まれているということです。

これについて、陸報道官は「米国の台湾関係の条項は法的拘束力がないものの、一つの中国と中米間の三つのコミュニケを違反している。これは中国内政への干渉である。これに対して中国は断固反対し、すでに米国政府に厳重な申し入れを提出している」と示しました。(朱 KOKUSEI)