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政治

中国 韓国とともに歴史の真相を守り域内の平和と安定を維持

2017年12月14日 19:20
 提供:中国国際放送局

中国外務省の陸慷報道官は14日、北京で行われた定例記者会見で、「文在寅大統領が韓国と韓国人民を代表して中国人民に表した友好の気持ちに感謝の意を表する。両国は第二次世界大戦で被害を受けていた国である。両国人民は、歴史を正しく認識してこそ、悲劇の繰り返しを防ぐことができると主張している。中国は韓国とともに、歴史の真相を守り、域内の平和と安定を維持していきたい」と強調しました。

12月13日は南京大虐殺が発生して80周年の記念日です。この日、中国を訪問した文在寅大統領は、「中国人民が受けた苦難を、韓国人民は身にしみて感じている。韓国人民を代表して哀悼の意を表し、いまだに心の傷跡を抱いている人々に慰問の意を申し上げる」と、何回も表しました。

これについて、陸慷報道官は「文在寅大統領が韓国と韓国国民を代表して中国人民に表した友好の気持ちに感謝の意を表する。両国人民は、日本の植民地侵略への反抗と民族解放闘争を勝ち取る戦いの中で結束し、相互援助していた。同時に、世界の反ファシズム戦争勝利のために重要な貢献をした」と述べました。

また、文大統領が蘆英敏中国駐在韓国大使を、南京大虐殺犠牲者国家追悼式に派遣したことについて、陸報道官は「中韓両国は第二次世界大戦で被害を受けていた国だ。両国人民は、歴史を正しく認識してこそ、悲劇の繰り返しを防ぐことができると主張している。中国は韓国とともに、歴史の真相を守り、域内の平和と安定を維持していきたい」と述べました。(朱KOKUSEI)