外務省の陸慷報道官は13日の定例記者会見で、「ロシア政府及びその他関連各国と連携し、シリア問題の政治解決プロセスを推進していきたい」とする中国政府の立場を示しました。

ロシアのプーチン大統領がこのほど、シリアからのロシア軍撤退を表明したことについて、陸慷報道官は「この2年にわたり、シリア国内におけるテロ取締りは大きな進展を遂げており、ロシア政府がそのために払って来た大きな努力について、中国政府はそれを高く評価している」と強調したうえで、「国際社会が引き続き協力を進め、あらゆる形のテロリズムに対する断固とした行動を取っていくとともに、国連の主導のもとで、シリア問題の政治解決プロセスを推し進めていく必要がある」との中国政府の姿勢を示しました。（朱、む）