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王外相、インド外相と会談

2017年 12月 12日13:09 提供:中国国際放送局

インドのニューデリーでロシア・インドとの外相会合に出席している王毅外相は11日、インドのスワラジ外相と会談しました。

王外相は、「今年は、インドとの関係はおおむね発展を維持している。双方ともこれに努力しているが、決して満足できるものではない。インドの国境警備隊が越境した洞朗地区での摩擦は両国にとって厳しい試練となった。最終的に外交手段を通じて平和的に解決されており、両国の関係が成熟していることが示された。しかし、教訓を汲み取って再発防止に努める必要がある」と述べました。

王外相はまた、「中国とインドは共に新興国であり、発展や振興を果たす必要がある。また、世界の流れや国際的な実務面で似通った見解を持っており、パートナーになるのは自然のことである。両国のトップはいずれも、相手を問題視せずチャンスとし、ライバルでなくパートナーとみなすように指摘した」と述べました。

スワラジ外相は、「両国は外交手段を通じて洞朗地区での摩擦を解決し、双方の政治的な知恵が十分に活かされた。インドは、中国とは食い違いより共通点の方がはるかに多いと見ている。意思の疎通を強化し、互いに信頼し合い、対立を紛争や衝突に発展させてはならない。両国間のメカニズムを回復し、各分野で協力を進めていきたい。インドと中国が手を結べば、アジアの時代が訪れるだろう」と語りました。(玉華、森)