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王毅外相「インドとの関係発展へ正しい選択をするべき」

2017年 12月 12日10:23 提供:中国国際放送局

ロシア、インドとの第15回3カ国外相会合に出席するためにインドのニューデリーを訪れている王毅外相は11日、インドのアジット・クマル・ドバル国家安全顧問と会見しました。

王外相は、「現在、中国とインドの関係は大切な時期にある。両国関係の今後のありかたについて、双方は正しい選択をしなければならない。中国とインドは世界的に影響力のある大国であり、長い目で、そしてグローバルな視野で両国関係を見極めるべきだ。特に戦略面で意思疎通を強化し、信頼を深めて、歴史的な問題や両国間の一部の問題について、両国の置かれた立場を見て適切に処理していく。事態の政治化や複雑化を避け、両国関係の発展に支障が生じないようにすべきである」と強調しました。

これに対してドバル氏は、「インドと中国はともにアジアの大国であり、長年にわたり友好的に交流している。食い違いよりも共通認識の方が多く、一部の問題で、両国の関係発展や長期的な目標に支障が生じてはならない。中国とともに信頼を深めて行き、意見の違いを適切に処理し、コネクティビティーなどの分野で交流や協力を進めていきたい。また、国際的な実務で協調や連携を強化し、新興国や発展途上国の共通した利益を守っていきたい」との姿勢を示しました。(非、森)