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各国はエルサレムの首都問題に慎重な対応を=外務省

2017年 12月 6日19:32 提供:中国国際放送局

外務省の耿爽報道官は6日、記者会見で「エルサレム問題は複雑でセンシティブなものであり、各国は地域の平和と安定を第一に考え、長く続いてきたパレスチナ問題解決の前提への影響を避けるとともに、新たな対立を産まぬよう慎重に対応すべきだ」と述べました。

関連報道によりますと、米国の政府高官の発言として、トランプ米大統領が6日に米国がエルサレムをイスラエルの首都と承認するとともに、駐以米国大使館の移転を6ヶ月先送りする旨発表する可能性があると伝えました。

これを受け、耿報道官は「中国政府は事態の推移を見守っている。地域問題のエスカレートが心配される」と述べ、「中国政府は一貫して中東の和平プロセスを支持し、後押ししており、パレスチナの人々による民族の合法的権利回復のための正義の努力を支持し、1967年に定めた国境線を基礎とし、東エルサレムを首都とする、完全な主権を有する、独立したパレスチナ国の建設を支持している。各国政府においては、国連の関連決議に基づき、交渉による齟齬の解消に努め、地域和平と安定を促すよう求めたい」と強調しました。(怡康、む)