ようこそ、中国上海!
2017CSR

Home >> 新着 >> 政治

<党大会>各界の代表がそれぞれ質問に回答

2017年 10月 25日10:13 提供:中国国際放送局

中国共産党第19回全国代表大会が24日午前、北京で閉幕しました。その後、科学技術、教育、スポーツ、文化など各分野の一般の代表者21人が「党代表通路」で、注目の話題について質問に答えています。

ここ数年、中国では技術力が急成長していますが、その成果を国民の生活にどのように活用していくかが注目されています。今大会の代表に選ばれ、これまで重要なプロジェクトを手がけてきた薛晨陽氏は、「ハイテクプロジェクトは日常生活に密接に関わっている。研究を進めていく中で、数々の新しい素材や技術が生まれる。現在、宇宙開発用のカーボン繊維が広範囲に利用され、またナビゲーションシステムの『北斗』もシェアサイクルに使われている。技術者として、国防だけでなく国民の生活にも先端技術を活用するように努めていく」と述べました。

また、このところ中国では、子供を留学させる親が増えています。この件について、同じく今大会の代表である上海大学の金東寒学長は、「わが国は14億人近い人口を抱えているが、世界ランキング200位以内の大学の数は、人口約2400万人のオーストラリアよりも少ない。よりよい暮らしを望む国民の要望と、不均衡で不十分な発展との間の矛盾が存在していることが分かる。よい教育を受けたいという願いが留学人気を起こしている理由の一つではないか」と述べました。(玉華、森)