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中国、米軍艦の領海侵入に断固反対

2017年 10月 11日19:00 提供:中国国際放送局

このほど米軍艦が中国領海に無断進入したことについて、中国外務省の華春瑩報道官は11日北京で「米軍艦のこうした行為は中国の法律や関連の国際法に違反し、中国の主権と安全利益を甚だしく損なった。これに対し、中国側は断固反対する」と明らかにしました。

報道によりますと、10月10日、米軍ミサイル駆逐艦「チャフィー」が中国政府の許可を得ず西沙群島領海に無断進入し、いわゆる「航行の自由活動」を行いました。中国側は直ちに軍艦を派遣し米軍艦を警告、駆逐しました。

11日の定例記者会見で、華報道官は「西沙群島は中国の固有領土である。1996年5月、中国政府は西沙群島の領海基線を発表した。米軍艦のこうした行為は中国の法律と国際法に違反し、中国の主権や安全利益をひどく損ない、双方の関係者の身の安全に危険を及ぼした。中国は断固反対し、米国側に厳正な交渉を申し入れた」と述べました。