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朝鮮半島核問題を解決するには初心を忘れてはいけない=中国外務省

2017年 10月 9日20:19 提供:中国国際放送局

中国外務省の華春瑩報道官は9日、北京で開かれた定例記者会見で「朝鮮半島問題の核心と本質は安全問題である。半島問題を解決するには初心を忘れてはいけない。各方面の合理的な関心事をバランスよく解決してこそ、半島の核問題を平和的に解決する扉を真に開くことができる」と語りました。

華報道官はさらに「当面、朝鮮半島の情勢は複雑で厳しい。関係各方面が国連安保理の関連決議をしっかりと守り、それを実行に移し、同時に矛盾を刺激し激化させる言行を取らず、自制を保ち、慎重に事を運び、情勢の緩和に努めるべきだ」と指摘しました。

このほど、アメリカのカーター元大統領は文章を発表し、「世界は朝鮮戦争が再び勃発する可能性に直面している。アメリカは進んでハイレベルの代表団をピョンヤンへ派遣し、和平会談を行い、あるいは、各方面が受け入れられる場所で関係各方面が参加する国際会議を開くことを提案すべきである」と指摘しています。また、アメリカの調査会社ギャロップがこのほど14か国を対象に行われた世論調査によりますと、調査を受けた絶対多数の人が、外交的交渉を通じて平和的に半島問題を解決することを支持しているということです。

(非、kokusei)