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王外相、朝鮮半島情勢めぐりドイツ外相と電話会談

2017年 8月 16日9:34 提供:中国国際放送局

王毅外相は15日、ドイツのジグマー・ガブリエル副首相兼外相と電話会談し、朝鮮半島情勢について意見を交換しました。

王外相は、「関係各側の努力により、緊張の高まっていた朝鮮半島情勢はいくらか緩和する兆しが現れたが、『8月危機』は依然として続いており、継続的な努力が必要だ。中国は朝鮮半島核問題を平和解決する方針を堅持している。関係各側も歴史と国民に対して責任ある態度で正しい判断と賢明な選択を行うべきだ」と述べ、ドイツが積極的な役割を発揮することに期待を寄せました。

これに対して、ガブリエル副首相兼外相は、「先の大戦でヨーロッパが得た歴史的な教訓は痛ましいものである。関係各側はこの教訓を真剣に汲み取り、朝鮮半島の緊張情勢をエスカレートさせないよう取り組むべきだ」との考えを示すとともに、朝鮮による核開発とミサイル発射実験の停止および米韓による大規模な軍事演習の停止という中国側の提案を理解し、賛同する立場を示しました。(ZHL、謙)