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王外相、日本の河野外相と会談

2017年 8月 8日15:39 提供:中国国際放送局

東アジア協力関連外相会議に出席するためフィリピンのマニラを訪れている王毅外相は7日、日本の内閣改造で新外相に起用されたばかりの河野太郎氏と会談しました。

王外相は「中日は一衣帯水の隣国であり、長期にわたる対立は双方の利益や、地域の平和と安定に不利益なことだ。近年、両国関係が難航している原因は、日本が中国を本当の協力パートナーとするかどうか、また中国の発展を受け入れられるかどうかという問題にある。日本側は言行を一致させ、中日関係を改善する意思表示を具体的な政策と行動に移すべきだ。表では関係改善を期待しながら、裏で中国に迷惑をかけるようなことがあってはいけない」と強調しました。

また、河野外相の父親である河野洋平氏について、王外相は「歴史問題に対して良知があり、独立した人格を持つ政治家である。長年にわたり、中日友好に心血を注いでいる」と評価し、「河野外相が父上の正しい理念を受け継ぎ、中日関係の改善に力を入れることを望む」と示しました。

河野外相は「日本は中国を重視している。日中が肩を並べて協力すれば、アジアの新興と世界の平和に大きく寄与できるだろう。今年は日中国交正常化45周年に当たっている。双方が交流を強め、対話を回復し、理解を深め、関係を絶えず改善していくことを希望する。私自身、そのために誠意をもって努めたい」という考えを表しました。(殷、謙)