ようこそ、中国上海!
2017CSR

Home >> 新着 >> 政治

王毅外相、韓国外相と会談

2017年 8月 7日11:17 提供:中国国際放送局

王毅外相は6日、フィリピンのマニラで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議期間中に、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相と会談しました。

王外相は「中・韓両国は隣国であり、半島問題関連の主要国として、交流を保つことが重要である。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の就任後、両国関係改善の意向を示してはいるが、日本と韓国はこのほど、米国と最新鋭迎撃システム『高高度防衛ミサイル(THAAD)』の発射台配備の検討を発表し、両国関係の改善を妨げた。THAADの配備は韓国側の正当な防衛要求を超えており、中国の安全と利益を損なっている。韓国政府は問題の本質及び韓国にもたらした被害を見極め、韓国の利益に合致する選択をすることを望む」と呼びかけました。

一方で、康外相は「韓国のTHAAD臨時配備の目的は、度重なる朝鮮からのミサイル試射の脅威に対応することだ。最終的に配備するかどうかは環境アセスメント(環境影響評価)の結果による。韓国と中国の両首脳は7月、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の出席前にベルリンで会談し、両国関係の改善を推進することで共通認識に達した。韓国は中国と交流を保ち、両国関係の難題を乗り越え、両国関係の実質的な進展を後押ししていく方針である」と示しました。(殷、星)