王毅外相は3日、北京で、トルコのチャブシオール外相と会談しました。その後に開かれた共同記者会見で、王外相は「『一帯一路』を共同で構築することは、両国の共同利益に合致している。中国は、エルドアン大統領が5月14日と15日北京で行われた『一帯一路」国際協力サミットフォーラムに参加したことを称賛する。トルコがフォーラムの成功のために貢献を尽くしたことに感謝の意を表する」と述べました。

王外相はまた、「以前、イスタンブールの王宮に近い二つの展示室を見学したことがある。一つの展示室には、過去数百年の間に、各国が使用していた刀剣が展示され、もう一つの展示室には昔シルクロードからトルコに運ばれた中国製の磁器が展示されている。この二つの展示室を見て、トルコがシルクロードで独特かつ重要な位置にあったことが分かる。同時に古代シルクロードが持つ平和、協力、友好という精神を解釈していると思う」と述べました。さらに、「中国はトルコとともに、古代シルクロードの精神を引き継いでいくと同時に、『一帯一路』を推し進めながら新たな協力の可能性を見出して、両国の互恵共栄と共同発展を図りたい」と強調しました。（朱）