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李首相、WEF会長と会談

2017年 6月 27日11:09 提供:中国国際放送局

李克強首相は26日午後、大連で、夏季ダボス会議に出席するため中国を訪れている世界経済フォーラム(WEF)のシュワブ会長一行と会談しました。

李首相は席上、WEFと中国の協力を高く評価し、「『第4次産業革命における、包容性ある成長の実現』という今回の会議テーマには現実的な意義がある。中国政府は、サプライサイドの構造改革を主軸に、新たな産業革命と技術革命のチャンスを逃すことなく、行政の簡素化、権力の下方委譲、管理と委譲の結びつき、サービスの改善に関する改革を進めている。『大衆創業、万衆創新(大衆の起業、万人のイノベーション)』によって市場に活力を注ぎ、社会の創造力を奮い立たせる。古い動力から新しい動力への転換を速め、雇用と経済のグレードアップを促し、中国経済発展の新たなエンジンを作り上げる」と述べました。

李首相はさらに、「世界経済の回復には、各国の共同対応が必要だ。マクロ政策での協調を強化し、貿易と投資の自由化と利便化を進め、より公平で、公正、かつ開放的な国際経済システムを築き上げていく」と述べた上で、中国はより高いレベルでの対外開放を進め、国内外の企業が一律に、平等かつ公平に競争できるビジネス環境を整え、互恵関係の下での共同発展を可能にしていくとの姿勢を示しました。

シュワブ会長は中国政府の関連政策を高く評価し、「WEFは中国との協力を強化して、安定した発展と協力のシグナルを共に発したい。世界経済の持続可能で、バランスのとれた回復のために努めていく」と表明しました。(Mou、謙)