パキスタンのフセイン大統領は25日、イスラマバードで、パキスタンを訪問中の王毅外相と会談しました。

フセイン大統領は、「今回、王外相はパキスタンとアフガニスタン両国を訪問し、その関係改善に努力を払った。このことに感謝する。パキスタンは隣国との友好関係の発展と、対話による平和的な争いの解決に尽力している。パキスタンとアフガニスタンの関係改善は両国だけでなく、地域の平和と安定にもプラスになる。上海協力機構（SCO）の新メンバーとして、パキスタンは各国と協力を強化し、地域の平和と安定を共に維持していきたい」と述べました。

王外相は、「今回、パキスタンとアフガニスタンの要請に応じて両国を訪問した目的の一つは、両国関係の持続的な改善を推進することだ。3者は友好協議を通して共同声明を発表した。パキスタンとアフガニスタンは善意を表明し、関係改善と相互信頼構築の決意を示すと共に、外へ向けて前向きなシグナルを発信した。これは、パキスタンとアフガニスタンの関係が踏み出した重要な一歩だ。次のステップは、共同声明の内容を実行に移すことだ。中国は両国の友好的隣国として、力の及ぶ限り建設的な役割を果たしたい」と述べました。（玉華、謙）