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習主席、山西省を視察

2017年 6月 24日14:02 提供:中国国際放送局

国家主席である習近平中国共産党中央委員会総書記はこのほど、山西省を視察した際、「年内に開催予定の第19回党大会は、党と国家にとって非常に大事な出来事である。そのため、各レベルの党委員会が職責をしっかりと履行して、改革開放並びに安定にかかわる各項目の活動を確実に実施し、党大会の開催に向けて良好な環境づくりに努めるよう期待している」と強調しました。

6月21日から23日にかけて、習主席は山西省の呂梁市、忻州市、太原市などの都市を訪れ、革命記念館や革命に関する旧跡を見学したほか、農村や企業を視察して、社会と経済の発展状況および第18期中央委員会第6回全体会議(六中全会)の精神が貫かれているかなど、調査研究を行いました。

21日午前、習主席は北京からの飛行機で呂梁市に到着後、車で2時間かけて興県の蔡家崖村を訪れました。呂梁市の山間部に位置する興県は中国人民抗日戦争および解放戦争の時期の、山西省西北部の革命根拠地の中心地であると同時に、八路軍の主戦場の一つでもあります。

同村で習主席は革命烈士に献花を行った後、革命記念館を見学した際に、「ここに来てとても感動するとともに、大変勉強になった。中国共産党の各時代の歴史は、我々にとって理想と信念を教えてくれる生きた教材である。すべての党員たちは初心を忘れることなく、民族の独立や人民の解放のために命を捧げた革命の先輩を永遠に深く心に刻むべきである。その上で、共産党員の刻苦奮闘の精神や人民に奉仕する心を永遠に保たなければならない」と語りました。

同日午後、習主席は忻州市岢嵐県に位置する趙家洼村へと移動し、視察しました。趙家洼村は呂梁山地区の中でも貧困人口が集中している地域です。習主席は同村で3軒の貧困家庭を訪ね、生活状況を確認し、家族構成や経済状況、さらに貧困の原因や貧困扶助の具体策まで詳しく話を聞き取りました。

翌22日の午後、習主席は太原市で、「太原重工軌道交通設備有限公司」と「山西炭素鋼材料有限公司」を視察しました。

視察の中で習主席は山西省政府の関係活動報告を聞き取り、山西省の社会や経済発展の面で収めた成績などを評価した上で、「資源型地域における経済構造転換の実現と多元化産業構造の再建は、経済発展に関して真剣に考え、乗り越えなければならない大きな課題である。山西省が今後、国家資源型経済構造転換総合的改革テスト区として、新しい発展理念を貫き、経済構造や体制などの要素によって発展を妨げる矛盾と問題の解決に力をいれ、イノベーションによる経済構造の転換を押し進め、持続可能な発展の新しい道を見出すよう期待している」と強調しました。(非、謙)