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王毅外相、中東問題における中国の立場を表明

2017年 6月 23日12:39 提供:中国国際放送局

王毅外相は22日、ヨルダンのアイマン・サファディ外務・移民大臣とともに記者会見を開き、中東問題における中国の立場を明らかにしました。

この中で、王外相は「中東情勢の不安定は地域内各国に危害をもたらすと同時に、世界の平和と発展にも大きな衝撃となる。中東がいち早く平和と安定を取りもどすことを心から希望する。中東問題は、民族、宗教と地政学などと言った様々問題が絡み合っており、軍事的手段では解決できない。政治的手段により、地域の現実に合致し各側の利益に配慮した解決案を見出すしかない。この中で、当事国の主権と領土保全を維持し、国連の主導的役割を堅持するとともに、地域内国家の正当な要求を尊重しなければならない」と強調しました。

また、王外相は「中国は国際と地域の反テロ協力の強化を支持する。現在、大きな打撃を受けた一部のテロ勢力は、中東以外の地域に拡散している。国際社会は、より大きな力を合わせて、今までの成果を生かしてテロリズム拡散の危機に対応していく。同時に、中国は経済の発展方法を積極的に模索している。中東の不安定は発展にある。発展によって活路を見出すべきだ」と述べました。(ミン・イヒョウKokusei)