中央軍民融合発展委員会の主任を務める習近平中央軍事委員会主席が20日午後、中央軍民融合発展委員会第1回全体会議で談話を発表し、「軍民融合の発展を国家戦略に格上げするのは、われわれが長年、経済建設と国防建設の協調性ある発展を模索する中で収めた重要な成果である」と示した上で、「これは国家の発展と安全保障の全体的な情勢を踏まえて下した方策だ。多分野にわたり高効率な軍民融合の発展を促進し、軍民一体化した国家戦略システムを構築していく」と強調しました。

習主席は、「軍民融合の高度な発展を推進するには、国情と軍の状況に合わせて、中国の特色ある発展の道を歩み、軍民融合発展の理念と行動を、経済建設と国防建設のすべての分野と過程において貫かなければならない。また、改革とイノベーションを促進し、開放の拡大と封鎖の打破を突破口にして、体制と政策システムを絶えず最適化し、融合システムの再構築と重点分野の統合を推進しなければならない。そして、法整備を加速するとともに、重点分野に力を入れ、インフラ建設と国防科学技術工業、人材養成などの分野の発展を強化していく」と強調しました。（玉華、謙）