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「一帯一路」建設はメンバー全員で 中国は「支配」せず

2017年 5月 5日19:48 提供:中国国際放送局

外務省の耿爽報道官は5日の記者会見で、「『一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)』構想は中国が提唱したものであるが、その建設は皆が共同で進めるべきものであり、中国側は一人芝居をするつもりも、ワンマンな振る舞いをするつもりもなく、終始一貫して『共に協議・共に建設・共に享受』の理念を貫いていく」と強調しました。

「一帯一路」国際協力サミットの開催を中旬に控え、世論の注目度が高まる中、一部西側メディアの報道では、「中国が提起した『一帯一路』構想は、ウィンウィンを目指したものではなく、中国側が支配を目指したものである」としています。

これに対し、耿報道官は、「現在、中国はサミットに出席する関連諸国と共に、会議の成果文書について協議を行っている。この文書は、「共に協議」した結果として生みだされるものであり、全参加国の知恵と共通認識が凝縮されたものとなり、中国側が一方的におしつける性質のものではない」とした上で、「今回のサミットには、110の国から各界の人々が集まる。もし、『一帯一路』構想が中国側の「支配」によるもので、他者がその利益を『共に享受』することができなければ、皆積極的にコミットすることはないだろう」と述べました。

耿報道官はまた、「中国政府は会議に参加する各国と共に、サミットを成功させ、『一帯一路』構想に新たな原動力を注ぎ込むよう努めたい」と述べました。(洋、む)