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米韓のTHAAD配備に深刻な懸念=外務省

2017年 4月 26日17:39 提供:中国国際放送局

外務省の耿爽報道官は26日の定例記者会見で、「米韓両国が韓国国内に新型迎撃ミサイルシステム(THAAD)を配備することは、地域の戦略バランスを破壊し、半島情勢をさらにエスカレートさせ、中国政府の戦略安全上の利益を著しく損なうものだ。中国政府は自国の利益を守るため、必要な措置を取ることになるだろう」と述べました。

韓国メディアの報道によりますと、米軍は韓国南部にあるTHAAD配備予定地への設備の搬入を開始したということです。搬入される設備には、発射台、Xバンドレーダーシステム、ミサイル迎撃システム、交戦指揮所、発電機、冷却器などの設備が含まれるとされます。

耿報道官はこの報道について、「中国政府はすでに米韓当局に対し、深刻な懸念を表明している。米韓の行動は半島の非核化目標や地域の平和と安定の実現にプラスにならないばかりか、中国政府の戦略安全上の利益を著しく損なうものだ」と述べた上で、配備を取りやめるよう求めました。(ooeiei、む)