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王外相、露外相と会談=カザフスタンで

2017年 4月 21日19:41 提供:中国国際放送局

上海協力機構(SCO)外相会合に出席するため、カザフスタンを公式訪問中の王毅外相は21日、アスタナでロシアのラブロフ外相と会談を行いました。

王外相はその席上、「中露両国は国際問題と地域問題の解決努力において、緊密な協調と協力を保ってきている。複雑化しつつある国際情勢の下で、両国は戦略的協力を一層強化することによって、国際社会の平和と安定の維持、懸案となっている問題の政治解決に建設的役割を果たしていくべきだ。ここ最近、両国はハイレベルの往来を密にしており、各分野における協力も推進されている。これは中露間の全面的戦略協力パートナー関係が好調であることを示すものだ。目下、双方の最優先事項は、プーチン大統領が来月中国を訪問し、『一帯一路』国際協力サミットに出席することに向けての準備を整え、両国関係の発展に新たな原動力を注入することだ」と述べました。

ラブロフ外相は、「露中両国は国際社会の平和と安定を維持する上で、特別な責任を背負っている。強権主義者や単独行動主義者に国際的危機に対処するための主導権を与えてはならない。ロシア政府は、中国政府とハイレベルの往来を一層強化し、プーチン大統領の来月の訪中を契機に、ユーラシア経済連合とシルクロード経済帯の戦略的連係に取り組むとともに、両国の全面的戦略協力パートナー関係の発展を推進していきたい」と語りました。

双方はまた、朝鮮半島の核問題やシリア問題など、共に関心を寄せる問題について意見交換を行いました。(洋、む)