張徳江全国人民代表大会常務委員会委員長は18日から20日にかけてロシアを訪問、中露議会協力委員会第3回会議に出席するとともに、モスクワでプーチン大統領と会談しました。

張委員長は会談の席上、「中露間の全面的な戦略協力パートナー関係はこれまで拡大の一途を辿っている。国際情勢が複雑化し、日々変化を遂げるこの環境下で、双方の全面的戦略協力パートナー関係の重要性が一層際立つようになっている。立法機関の最優先項目は、中露関係の大局を支え、両国首脳が形成した重要な共通認識を実行に移し、共に中露関係のさらなる前進を支えていくことにある」と述べました。

プーチン大統領は、「露中関係は歴史上最も順調な段階にあり、各層の往来は頻繁化しており、各分野における協力も良好な発展の広がりを見せている」と露中関係の将来展望に自信を示した上で、「立法機関の協力は双方の戦略的関係を一層固めるものとなっており、重要な意義を持つものだ。両国の立法機関においては、密接な協力関係を保ち、両国関係がさらなる成果を上げられるよう努めてほしい」と述べました。（洋、む）