PC端末|中国語|English

政治

誰も戦争は望んでいない=外務省

2017年4月20日 19:40
 提供:中国国際放送局

外務省の陸慷報道官は、20日の記者会見で、「朝鮮半島核問題の主な当事国はいずれも衝突と戦争を望んでおらず、国際社会の大多数の国々も平和を望んでいる。中国政府は、すべての関係国が平和に向けて目に見える努力を払うことを望んでいる」と述べました。

関連報道によりますと、米国のトランプ大統領は先ごろ取材に答え、「アメリカと朝鮮の緊張している関係を緩和させるカギは、朝鮮の指導者に平和を希求する思いがあるかどうかだ。米国は平和を希求している。金正恩(キム・ジョンウン)氏にも平和を希求する心を持ってほしい」と語ったとされます。

この日の記者会見では、陸報道官がこの報道を承知しているとした上で、「対話を通じて平和的手段で朝鮮半島の非核化を実現させ、朝鮮半島の平和と安定を守ることが核問題解決する唯一の有効な手段だ。これは中国政府の一貫したスタンスでもある」と強調しました。(任春生、む)