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国連、朝鮮にあらゆる必要な措置を講じて情勢を緩和するよう呼びかけ

2017年 4月 18日17:35 提供:新華網日本語

新華網国連4月18日(記者/倪紅梅史霄萌)国連のドゥジャリク事務総長報道官は17日、国連は朝鮮半島情勢の悪化に対し深い関心を寄せており、朝鮮にあらゆる必要な措置を講じて情勢を緩和するよう呼びかけると述べた。

ドゥジャリク報道官は当日の定例会見で次のように述べた。国連は朝鮮半島情勢の悪化に対し深い関心を寄せており、各当事者に外交努力を強化するよう呼びかける。朝鮮が一番最近実施したミサイル発射の振る舞いは「懸念される」もので、国連は朝鮮にあらゆる必要な措置を講じて情勢を緩和するよう呼びかける。

ドゥジャリク報道官は更に、安全保障理事会(安保理)の関連決議は、必ず全面的に実行されなければならない。安保理は平和的、外交的、政治的な解決方案の達成に取り組むよう一貫して表明してきたと述べている。

韓国軍側は16日、朝鮮は当日午前、弾道ミサイル1発を試射したが、失敗に終わったと伝えている。これと同時に、米太平洋軍司令部も朝鮮が一番最近、弾道ミサイルの試射に失敗したことを明らかにした。

朝鮮は2016年1月6日と9月9日にそれぞれ核実験を行い、また弾道ミサイルを何度も試射してきた。国連安保理は同年3月2日と11月30日の2回にわたって決議を採択し、朝鮮の核実験実施を非難し、朝鮮に核兵器やミサイル計画の放棄を求め、朝鮮への制裁実施を決定している。

(新華社より)