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ロシア、米国が朝鮮に対して単独行動を取らないよう望む

2017年 4月 18日17:35 提供:新華網日本語

新華網モスクワ4月18日(記者/張継業)ロシアのラブロフ外相は17日、ロシアは米国がシリアに対するように朝鮮に対して単独行動をとらないよう望んでいると述べた。

米国のペンス副大統領のいわゆる「朝鮮に対するワシントンの戦略的忍耐の時代は終わった」の主張に対し、ラブロフ外相は、ロシア側は米国がそれまでに朝鮮に対して戦略的忍耐を持っていたとは思っていないとコメントしている。

ラブロフ外相は、米国は朝鮮に対しすでにかなり厳しい制限措置を取っている。また、国連安全保障理事会(安保理)も十分に厳しい制裁措置を採択し、しかも度ならず朝鮮を強く非難していると表明した。

ラブロフ外相は次のようにみなしている。もし米国が朝鮮に一方的な武力による威嚇を行ったとしたら、これは非常に危険なやり方だ。ロシア側は朝鮮が国連安保理の決議に多く違反し、核兵器の研究開発や弾道ミサイル発射実験に従事する危険を冒した行為を受け入れない。しかし、これは米国側が同様に国際法に違反し、国連憲章に反するやり方で武力を投入できることを意味しない。ロシア側は、米国が最近シリアに実施した類似の単独行動を二度と取らないよう望んでいる。

17日当日、ロシアのペスコフ大統領報道官はメディアに、ロシア側の朝鮮問題における立場は一貫したもので、周知の通りだ。つまり、ロシア側は各当事者が自制の態度を保ち、挑発だとみなされる恐れのあるすべての行為を避けるよう呼びかけると述べている。ペスコフ報道官は、ロシア側は引き続き国際の各当事者との協調に努め、既存の枠組みのもとで朝鮮問題を解決することを支持すると強調した。

(新華社より)