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外務省、米国との関係「勝ち負けではない」

2017年 3月 22日20:43 提供:中国国際放送局

外務省の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で、「アメリカのティラーソン国務長官が中国を訪問した際、中国とアメリカは『衝突せず、対抗せず、尊重し合い、協力し合う』という精神に則って、新しい段階の両国関係について明らかな共通認識に達した。これは、重要な大国同士の正しい付き合い方だ」と述べました。

ティラーソン国務長官が先週、中国を訪問した際に、「アメリカと中国は、『衝突せず、対抗せず、尊重し合い、協力し合う』ことを守るべきだ」と強調したことが注目を集めています。アメリカの一部の学者と元政府高官が、ティラーソン国務長官のこの発言を批判しており、一部のメディアは、これを外交における中国側の勝利であると報道しています。

これについて質問を受けた華報道官は、「これはどちらかが勝利するという話ではない。これは、中国とアメリカの2つの重要な大国としての正しい付き合い方だ。中国はアメリカと共に、両国間、地域レベル、そして国際レベルでの協力を拡大し、両国関係が新しいスタートラインを出発して、さらなる大きな進展を遂げることを期待している」と表しました。(任春生、謙)