外務省の耿爽報道官は9日の定例記者会見で、中国がミャンマー情勢に強く関心を持っていることを表明し、衝突各側が行動を控え、直ちに停戦して、衝突のエスカレートを防ぐよう呼びかけました。

ミャンマー側の中国との国境沿いで再び武装衝突が起きたことについて、中国はどう思うかという記者の質問に対し、耿報道官は、「6日にミャンマー北部で武装衝突が起き、多くの犠牲者が出た。無辜の人々が衝突に巻き込まれたことを強く非難する。衝突により、2万人余りのミャンマー国民が中国の国境内に入り一時的に避難した。中国は人道主義精神に基づき、支援と救助を提供し、国境地帯の安定を維持する有効措置を取っている」としました。また、「中国はミャンマーの和平プロセスを支持する。関連各側が対話を通じて協議し、平和的な形で相違を解決して、和平プロセスを維持、保護することを希望する」と述べました。 (怡康、星)