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李克強首相、フランス首相と会談

2017年 2月 22日9:26 提供:中国国際放送局

李克強首相は21日午後、中国訪問中のフランスのベルナール・カズヌーヴ首相と会談しました。

李首相は、国連安保理の常任理事国として、中国とフランスは幅広い共通利益と責任を持っているとし、「両国は意思疎通とコミュニケーションを深め、各分野での協力を強化し、共同でリスクやチャレンジに立ち向かい、世界に平和と安定の維持と発展の促進に関する強いシグナルを出し、安定性で不確実性に対応していくべきだ」と指摘しました。

協力の方向性について、李首相は原子力エネルギーや航空・宇宙航空、気候変動対策、グリーン産業、武漢のエコシティプロジェクト、農業の産業チェーン協力、医療衛生、高齢化対策などをあげました。

また、人的往来と文化交流について、李克強首相は、「1000人研修生計画」及び今回新たに調印された「中仏運転免許相互承認協定」などの実施を推進し、人的往来の一層の利便化を進めるとともに、中国の観光客向けにより多くの安全保障と利便化サービスを提供するようフランス政府に促しました。

EUとの関係発展について、李首相は「欧州と発展戦略をリンクさせ、互恵協力を推し進め、ともにユーラシア大陸と世界の繁栄と発展を促していきたい」と述べるとともに、EUが「中国のWTO加盟議定書」に関する約束を全面的かつ徹底的に履行し、平等な話し合いを通じて意見の食い違いを解決し、双方の実務的協力の健全で安定した発展のために条件を作るべきだと指摘しました。

カズヌーヴ首相は政治や経済貿易、投資、科学技術、農業、原子力エネルギー、環境保護、教育など各分野において中国との協力を強化し、貿易自由化を守り、保護主義に立ち向かうとし、EUと中国との関係については、「中国のWTO加盟議定書」の第15条に定められた義務関連の内容から解決方法を見いだすことができるとの考えを示しました。(ZHL、Kokusei)