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ウクライナ、ロシア大統領令を非難

2017年 2月 20日9:30 提供:新華網日本語

ウクライナのポロシェンコ大統領は18日、フェイスブックへの投稿で声明を発表し、「ロシアの大統領は、ウクライナ東部の民間武装勢力が占拠した地区について、住民の身分証明書を認めるという大統領令に署名した。このことは、ロシアがウクライナの領土を侵略し、国際的なルールを破壊したという根拠になる」と指摘しました。さらに、現在ドイツのミュンヘンで安全保障会議が行われていることに触れ「このタイミングでのロシアの行動は、意図的であり、正当なものではない」と非難しました。

また、ウクライナ国家通信社によりますと、同国のクリムキン外相もこの日、談話を発表し、「ロシアの行動は意図的な挑発で、ミンスクの停戦協議に根本から違反するものだ」と指摘したということです。

ロシア大統領府は18日、プーチン大統領がウクライナ東部の都市、ドネツクなどを支配する民間武装勢力が住民に発行した身分証明書がロシア国内でも有効で、ビザ無しでロシアに入国できるとする大統領令に署名したことを発表しています。

(中国国際放送局)