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両岸の学者、「一帯一路」の国際市場開拓を強調

2017年 2月 12日15:42 提供:中国国際放送局

「一帯一路」と広西・台湾地区の協力シンポジウムが11日、広西チワン族自治区の南寧市で開催されました。会議に参加した台湾海峡両岸の学者は、「『一帯一路』は、台湾地区の企業に発展のチャンスをもたらしている。両岸の企業は手を携えて協力し、共に国際市場を開拓していくべきだ」と述べました。

中国共産党中央党校国際戦略研究所の趙磊教授は、「台湾地区は海上シルクロードの重要な位置にあり、福建自由貿易区と地域的な協力パートナー関係を樹立できるだけでなく、珠江デルタ地域や長江デルタ地域とも連係ができる。両岸の経済的優位性を相互に補完し、協調性ある発展をする、協力共栄のチャンスが変わらず存在しており、その潜在力は大きい。大陸と台湾地区は技術革新、産業構造などの面で相互補完性がある。両岸経済の協力を深めることは双方の経済発展にとっていずれも有効だ」と述べました。

台湾地区の海峡交流基金会の邱進益元副董事長は、「台湾地区は金融サービス、対外インフラ整備などで優位勢を持っており、大陸と相互に補完できる」との見解を示しました。

ここ数年、広西チワン族自治区は台湾地区と多くの協力と交流を行い、著しい成果を収めています。2016年までに、台湾地区は広西で累計1297のプロジェクトを投資し、契約投資額は16億2000万ドルに達しました。広西は大陸において台湾地区の企業の最優先の投資先となっています。(玉華、謙)