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スポーツ観光を経済成長の柱に 海南省

2020年 5月 7日16:34 提供:新華網日本語

海南省三亜市の蜈支洲島でダイビングを体験する観光客。(1月11日撮影、三亜=新華社記者/張麗蕓)

中国の観光勝地である海南省は、新型コロナウイルスの感染者数が国内では着実に減少してきていることを受け、スポーツ観光の発展が新たな経済成長の柱になることを期待し、再び観光客を迎える。

5月1~5日のメーデー連休期間中に山東省から訪れた旅行者は、海南省万寧市の石梅湾でセーリングを学んだ。インストラクターの指導の下、帆船が進む方向と速度を制御する方法を学び、1時間航海して無人島に到着。海水が透き通っている島周辺の開けた海域を利用してダイビングを体験した。

セーリング会社の部長によると、セーリングが観光客向けのアクティビティーとして環境に優しい。観光客はセーリングを体験できるだけでなく、すばらしい海の景色も楽しめるという。

海南省三亜市の蜈支洲島で「海中散歩」を体験する観光客。(1月11日撮影、三亜=新華社記者/楊冠宇)

同省は4月6日、「海南省国家スポーツ観光モデル区発展計画(2020~25)」を発表し、25年までに省全体を網羅するスポーツ観光モデル区の設立を目指している。

同省観光文化広電体育庁の関係者によると、海南省は、ビザ不要の渡航政策と海に囲まれた島ならではの天然資源を有する利点を備えていることから、発展の方向性としてスポーツ観光を選択していると説明し、「省として、サーフィン、セーリング、ダイビング、海釣り、ヨット、竜船などのマリンスポーツを発展させる取り組みを行っていく」と述べた。

上海体育学院の教授は、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、人々の間で健康維持への意識がこれから確実に高まるため、中国のスポーツ観光市場に非常に大きな可能性があるとの考えを示した。

三亜市の海を満喫する観光客。(2007年2月21日撮影、三亜=新華社配信)

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