中国初の「文化遺産・自然遺産デー」キックオフミーティング及び中国の世界自然遺産推進会が10日、湖北省の神農架で開かれました。

国務院の批准を得て、2017年から、毎年6月の第二土曜日が「文化遺産・自然遺産デー」と定められました。初の「文化遺産・自然遺産デー」イベントには、中国の世界遺産成果展や世界遺産に関する展示会や特別番組の放送、自然遺産の旅などが含まれており、各地でも知識普及セミナーや研究フォーラム、展示会などが行われています。

住宅と都市建設省の倪虹次官は「一連のイベントを通じて、世界遺産の保護における中国政府の取り組みを示し、遺産の保護に対する全国民の理解、関心、支持と参加を促す」と述べました。

イベントのメイン会場となった神農架は去年7月に、国連教育科学文化機関（ユネスコ）により世界自然遺産として登録されました。これで、中国にある世界遺産は計50ヵ所となり、イタリアの51ヵ所に次いで世界第2位となりました。

（中国国際放送局）