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中国、より遠くの海外へ出かける人が増加 旅行の主役は女性

2017年 1月 16日14:51 提供:新華網日本語

中国では、旅行市場が安定した成長を見せる中、一層遠くの海外へ出かける人が増加している。これまでは「爆買い」が話題になることが多かった中国人観光客は今、食事や遊び、ホテルなどに一層お金を使い、現地の人々の生活を体験する旅行スタイルを好むようになっている。中国新聞網が報じた。

旅行サイト 途牛旅游網はこのほど、会員やアプリのユーザーのデータを基に、2016年にオンラインで海外旅行の予約などをしたユーザーの行為を分析。ビッグデータをまとめ、中国人の海外旅行の傾向における新たな変化を描き出した。

   一層遠くへ向かう中国人観光客

オンライン予約のデータを見ると、16年、最も人気だった海外旅行先は、タイ、日本、韓国、フランス、イタリア、インドネシア、スイス、米国、ドイツ、オーストラリアだった。

最も人気だった海の島は、プーケット、済州島、バリ島、モルディブ、沖縄、サイパン、ボラカイ島、サバ、サムイ島、ハワイだった。

   海外旅行市場の主役は女性

16年、途牛旅游網を通して海外旅行に出かけた人のうち、女性が62%、男性が38%だった。また、全てのリピーターを見ると、女性の海外旅行に出かける頻度が高かった。このように、海外旅行市場で、女性が主導的な地位を占めることが分かる。

所得の水準が向上するにつれ、子供を連れて海外旅行に出かける人も増加している。16年、海外旅行に出かけたユーザーのうち、18歳以下のユーザーが前年比で110%増となり、増加幅が最大の年齢層となった。

   クオリティ高い海外旅行が人気に

16年、海外旅行者数と国際観光支出の2分野で、中国は引き続き世界一の座を守った。ただ、バスに乗って居眠りし、観光地に着いて降りると写真を撮り、お土産屋などに入って「爆買い」するという以前の旅行スタイルとは異なり、今の中国人観光客は食事や遊び、ホテルなどに一層お金を使い、現地の人々の生活を体験する旅行スタイルを好むようになっている。

ホテルを例にすると、途牛旅游網のモニタリングデータでは、16年、予約が多かった海外のホテルには、ハワードプラザホテルやヒルトン、シェラトン、ウィンダム、シャングリラなどの名前が並んだ。このように高級ホテルが人気となっているのを見ると、家族で海外旅行に出かける中国人は今、安さではなく、クオリティにこだわるようになっていることが分かる。

(人民網日本語版)