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台湾・太平島の一日周遊が好評

2016年 8月 16日9:17 提供:新華網日本語

  報道によると、台湾の1111人力銀行傘下の「台湾行旅游網」は先ごろ、太平島への観光客誘致のPR活動「太平島で月を観賞しよう」を始めたところ、2週間で千人近い申し込みがあった。

  9日に開かれたPR活動に関する記者会見によると、すでに計画は整っており、「1つを除いてすべて順調」だという。関連部門の許可をなるべく早く取り、太平島の価値を高める観光施設を充実させていく。「防衛の島」に加え、「観光の島」としての地位も狙う。

  「台湾行旅游網」の総顧問である李奇岳氏は、太平島はいま最も話題の観光スポットだと述べる。太平島は、島自身の持つ観光資源以外に、権益防衛という特別な意義を持つ。PR活動が発表されて2週間足らずで千人近い申し込みがあったことは、多くの人々が同島への観光に興味を持っていることを表している。

  今回のPR活動は中秋節の時期を選んでおり、9月16日から18日まで3日間、太平島に上陸して1日周遊が行われる。基本計画によると、正午に航空機に搭乗し太平島に向かう。その後、島をめぐりながら、この地の歴史を理解する。夕方には海に沈む夕日を鑑賞する。夜は月を鑑賞しながら特製ディナーと月餅を味わう。その後、夜8時に航空機に乗り、太平島を離れる。

  台湾観光組合連合会の林義順氏は、「万難を排して太平島の観光を成功させよう」と呼び掛けている。

  台湾観光企業協会の理事長である陳松桂氏は、「観光を通じた太平島権益の防衛を非常に支持している。太平島の開発は、島内観光の内容と多様性を高めることになり、また、個人旅行市場の発展にも適している。観光施設を今後完備させ、太平島を個人向け旅行商品にしていきたい」と述べる。

  太平島は全長1420メートル、奥行き402メートル、面積0.51平方キロ。細長い形状で、南沙諸島最大の自然島嶼である。抗日戦争に勝利した1945年、中国軍艦の太平号が日本軍から接収したことから「太平島」と命名された。

  (チャイナネット)