ようこそ、中国上海!
2018新春

Home >> 新着 >> 観光

トルコ観光業界、中国市場に熱い視線

2018年 7月 26日19:42 提供:新華網日本語

2018年は中国の「トルコ観光年」にあたる。中国人観光客の増加に伴い、トルコ観光業界は、中国市場に潜む大きなビジネスチャンスに熱い視線を向け始めている。

20年の飛行経験を持つ現地のパラグライダーパイロットのジェラルさんは「当社は年初来、2千人の観光客にパラグライダー体験サービスを提供したが、そのうち中国人観光客は約1500人を占めた。中国は10月に国慶節連休を迎えるが、この間の予約はもういっぱいだ」と語る。

ジェラルさんによると、10年ほど前まで、フェティエを訪れる観光客の90%は英国人だった。だが現在は、英国人観光客は20~30%に減り、ロシアや中国からの観光客が増えている。中国人観光客の増加に伴い、現地の中華料理店で働く中国人コックも増えている。

トルコ文化観光省の統計によると、1~5月、トルコを訪れた観光客は前年同期比96・1%増の15万9千人にのぼった。クルトゥルムシュ文化観光相は4月、トルコ観光年に後押しされ、トルコを訪れる中国人観光客は今年、40万人を超えるとの予測を示した。

トルコ旅行代理会社の空中之星旅遊公司の創始者、葉蕾氏は、「中国からトルコへの観光ツアーは、2016年には低迷したが、2017年から回復を始めた。だが中国人観光客の間では今も、トルコの安全問題への懸念が高い。多くの観光客が出発前、トルコは安全かと何度も問い合わせてくる。だがトルコに行って自分で体験すると、多くの観光客は懸念を拭い去り、いつかまた来たいと語った」という。

葉氏はまた、中国人観光客のトルコ旅行の目的地は、イスタンブール、カッパドキア、パムッカレ、フェティエなどに集中している。ゼリー菓子や小型陶磁器などの特産品が人気だとも述べた。

当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。