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上海で日本国岐阜県の郷土料理を発信!

2018年 1月 31日16:24 提供:東方ネット 編集者:兪静斐

 1月24日(水)から2月11日(日)まで、外務省·在中華人民共和国日本国大使館·在上海総領事館が、北京及び上海において、日本産米のPR、日本各地の魅力ある産品や料理のPR等を目的としたプロモーション事業(地域の魅力海外発信支援事業)を実施。

 期間中には、北京と上海にある日本料理店等と日本の地方自治体が連携した取組も行われている。

 上海の日本料理店「土風炉」では、日本の岐阜県と福井県との連携した取り組みを進める運びとなり、岐阜県では「干烧鸡肉(鶏ちゃん)」と「御嵩华寿司(みたけ華ずし)」、福井県では「猪排酱汁盖浇饭(福井ソースカツ丼)」と「越前荞麦冷面(越前おろし蕎麦)」といった郷土料理、ご当地グルメが食べられる取り組みが展開されている。

 岐阜県の例で言えば、「干烧鸡肉(鶏ちゃん)」は、岐阜県下呂市を中心とする南飛騨地方や郡上市を中心とする奥美濃地方の郷土料理。醤油や味噌をベースにしたタレに漬け込んだ鶏肉をキャベツなどと一緒に焼いて食べる料理で、シンプルでありながら、多くの人に愛される岐阜県を代表する郷土料理の一つになっている。また「御嵩华寿司(みたけ華ずし)」は、かつて中山道の宿場町として栄えた地でもある岐阜県御嵩町で、地域おこしとして生まれた新しい郷土料理で、花をモチーフにした巻きずしや押しずしが特徴となっている。地元の活動団体ではこの「御嵩华寿司(みたけ華ずし)」を多くの人に広めていく活動を実施しており、現在では、海外からの参加者も含め、年間1,000人以上が「御嵩华寿司(みたけ華ずし)」を学んでいるほどである。

  

(岐阜県上海事務所コメント)

 ·今回の事業実施にあたっては、岐阜県のそれぞれの郷土料理の関係団体である「鶏ちゃん合衆国」、「みたけ華ずしの会」からの協力もあり実現が可能となったもの。

 ·店内には、岐阜県を紹介するポスターや資料等も配架しているところで、岐阜県を感じながら、岐阜県の郷土料理を食べていただき、岐阜県に関心を持ってもらえたら嬉しい。

 ·岐阜県は、中国でも話題となった映画「君の名は。」で、主人公の女の子である三葉が暮らす美しい自然があふれる田舎町のモデルにもなった場所があるところ。都会には無い、美しい自然、日本らしい風景に出会える場所。

 ·世界遺産白川郷、高山の古い町並みはもちろんのこと、日本三名泉の一つ「下呂温泉」や大自然が満喫できる「奥飛騨温泉郷」等の魅力的な温泉地、「長良川の鵜飼」など、この他にも、歴史的なスポットや伝統工芸の魅力、自然、もちろんグルメも、本当に多くの観光資源があるのが岐阜県。

 ·まさに、日本の良さが深く味わえる、本物の日本に出会える、そんな場所であり、是非、一人でも多くの中国の方に、次の日本の旅行では「岐阜県」を選択いただき、岐阜県の魅力的な観光地、そして本場のご当地グルメに出会う旅に出かけていただければと思う。

 ·今回の「土風炉」さんとの連携した取り組みが、そういったきっかけの一つになれば、嬉しい限りである。

  (編集:章坤良)